持っておいてほしい砥石の種類

今回は、持っておいてほしい砥石について書いていこうと思います。

 

っと言っても、ある商品を名指しでおススメするわけではありません。

 

どういうことかと言うと、今回の記事でおススメしたいのは、

 

荒砥石なのです。

 

なぜ荒砥石なのかというと、今まで研ぎ教室をやっていて気付いたことは、ほとんどの方が荒砥石を持っていないということでした。

 

主に生徒のみなさんは、“#1000辺りの砥石1個だけ”だったり、“#1000と#4000のコンビ砥石(二つくっついているやつ)1個だけ”みたいな方が多かったです。

 

荒砥を持っているとしても#400の荒砥で安価なタイプだったりします。 

 

僕のおススメする荒砥石は#220番あたりの砥石です。僕から言わせると#400はあまり荒くないんですよね。#400のものを買うくらいなら#220辺りの荒砥石を買った方が研ぐ効率が良いです。

 

そもそも砥石の【#】【番手】って?

ここで基礎的なお話しですが、砥石やサンドペーパを購入しようとした時に、よく見ると【#〇〇】【〇〇番手】などが数字で記載されていますよね?あれは砥石やサンドペーパの粒子の大きさを表しています。砥石などは粒子(めっちゃわかりやすく言うと砂のようなもの)の集まりです。その粒子で専門的なことを言うとアルミナとか、炭化ケイ素とかいろんな粒子があるのですが、割愛します。サンドペーパはその粒子が紙の表面に付着されています。

 

それらの粒子は大きさ(規格)が決められており、

 

●【#】の数字が小さい→粒子は大きくなる。

●【#】の数字が大きい→粒子が細かく小さくなる。

 

例)

【#120】または【120番手】→めっちゃ粒子大きい。

●【#10000】または【10000番手】→めっちゃ粒子小さい。

 

ということです。

 

粒子が大きくなればなるほど、削る対象に大きな傷を付けることができ、たくさん削れます。

粒子が小さくなればなるほど、対象には小さな傷が付き(もしくは傷がほとんどつかなくなる)、ほとんど削れない代わりに微調整が出来ます。つまり仕上げ作業。

 

ということです。

 

話を戻しますが、僕がおススメする荒砥石はたくさん削れる砥石ということなんですね。

 

なぜ、たくさん削れる砥石をおススメするのかと言うと、単純です。

 

時間短縮になるから。

 

初心者の方で挫折する要因の一例が「研げているのかよく分からない。」「思った以上に時間がかかる」ということが挙げられます。

 

こういった人達の砥石は大体、中砥石(#800~#1000くらい)であることが多いです。

↑の辺りの中砥石は、初心者の方が思っているよりも削れません。もちろん全く削れない訳ではないので、いつかは刃先まで研げるのですが、それに時間がかかって仕方がないのです。

 

なので、ちゃっちゃと削れて、研げているということが実感しやすく、時間短縮になる荒砥石をおススメしているわけです(”ω”)ノ

 

荒砥石で土台をサクッと削りきってしまえば、かなり短時間で土台が出来上がります。その後で、#1000などの中砥石で整えていけばいい訳です。砥石をケチって中砥石だけで済まそうとするとかえって時間がかかって心が折れたり、貴重な時間が奪われるだけです(*´з`)

 

ちなみに、安い荒砥石(1000円以下)は辞めときましょう。質が悪い物が多いです。性能が良い荒砥石は3000~4000円くらいで買えます。しかも一般の人であれば数年は持つのでかなりコスパのいい買い物だと思います。これが数万もするものであればおススメしませんが、、、(-_-;)

 

研ぎを始めるにあたって、数千円をケチるのであれば、やめておいた方がいいです。その場合は素直に研ぎ屋に出しましょう。その方が時間もお金も無駄にせずに済みます。

 

っということでいかがでしょうか?

今回言いたかったことは、中砥石が悪いと言いたいわけではなく、「中砥石だけじゃ時間かかるよ?荒砥石も持ってお行った方がいいよ。」ということなんですね。

 

よくネットで「これ1個持っていれば大丈夫!」っ的なことがかかれて販売されている砥石がありますが、大体そういった砥石は中砥石なことが多いので、それだけを使う際は時間がかかる可能性が大いにあるということだけ覚悟しておいてください。

 

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